実家のIoT化で介護の負担を軽減!アレクサとSwitchBotの活用法

機械音痴の高齢父母でも利用可能!音声操作で家電を使いこなす
初めましての人も、そうでない人も
本記事を読んでいただきありがとうございます。
高齢の両親を支える方法について悩んでいる方、
多いのではないでしょうか。
私も遠方で暮らしながら、
介護を担う母と障害を抱えた父を
どう支えるか、ずっと考えていました。
そんな中で私が試してみたのが、
「アレクサ」と「SwitchBot」を活用した
実家のIoT化です!
一見ハードルが高そうですが、
実は驚くほど簡単。
今日はその具体的な方法と効果をご紹介します。
アレクサとSwitchBot HUB、
たったこれだけで実家が変わる!
実家のIoT化に使用したのは、
この2種類のデバイスだけ。
- アレクサ(Amazon Echo Show)2台
- SwitchBot スマートリモコン ハブミニ 1台
アレクサ:両親を支える「頼れるパートナー」
まず、アレクサがどれだけ役立つかをご紹介します。
1. 父の日常サポート
父は視力を失っているため、
日常生活では音声が頼りです。
アレクサを導入することで、
次のようなメリットが生まれました:
- 時間の確認
父が「アレクサ、今何時?」と聞くだけで、
時間を教えてくれます。
これで毎回母に聞く手間が省け、
母の負担も軽減します。 - 薬の時間管理
母が設定したアラームで、
父の薬の服用時間をリマインド。
「アレクサのアラームが鳴ったら薬を飲む」
という習慣ができ、飲み忘れがなくなり
母も安心できるようになりました。 - 娯楽の提供
Amazon Music Unlimitedを活用すれば、
父のお気に入りの音楽がすぐに楽しめます。
「アレクサ、この曲をかけて」と
声をかけるだけでOK。
少しボケた父でもできる。これが大事。
視力を失い、生きがいを失った父に、
かつての名曲が心の励みになったようです。
未来永劫、視力が戻らないと宣告された当時
エンドレスリピートで
「上を向いて歩こう」を聞き続ける父に
涙がでました。
2. 母の介護負担を軽減
夜中に父が母を呼ぶ必要があるときも、
アレクサで対応が可能です。
母の部屋にもアレクサを設置し、
音声で呼び出せるように設定しました。
これにより、まともに歩けない父の
夜間の移動や声を張る負担が大きく減りました。
スケジュール管理や、
天気予報も聞けるので、
母の生活にも
アレクサは大変有効に働いているようです。
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SwitchBot スマートリモコン ハブミニ :生活をさらに快適にする魔法のガジェット
アレクサだけでも十分便利ですが、
更にサポートを強化する仕組みを実現しました。
それが、
【SwitchBot スマートリモコン ハブミニ】を
導入し、アレクサと連携することです。
SwitchBotハブミニは、
家中のリモコン操作を一元化できる便利アイテム。
これを導入することで、
以下のようなことが可能になりました。
- エアコンやテレビを音声で操作
父は「アレクサ、エアコンつけて」や
「アレクサ、テレビをつけて」と言うだけで、
操作が完了します。
視力を失った父でも
簡単に家電が操作できるようになりました。 - リモコンを探す手間をゼロに!
一度対象の家電のリモコンを
SwitchBotハブミニに登録すれば、
スマホやアレクサから家電の操作が可能。
リモコンを探すストレスがなくなり、
母も快適に。
(視力を失った父にはこのメリットはあまりありませんが、母には大変有効なようです)
設定も比較的簡単で、
特別な知識がなくてもすぐに始められます。
端末の購入と設定を私たち子供がして
父母は音声で操作するだけ。
父母の負担は減るだけです。
最新家電に買い替えることなく、今ある家電でIoT化が可能
これって、意外に重要なことで、
実家の家電って比較的古い型だったりすることがありませんか?
そのため、
「実家の家電をIoT化するなんて、どうせ夢物語」
と思っている方も、
この仕組みであれば、
実家の家電自体は買い替える必要はありません。
リモコン操作をするものであれば、
大抵の家電のリモコン登録ができるので、
最新型の家電に買い替えることなく、
音声対応が可能になります。
IoT化で得られた具体的な変化
両親の生活は、IoT化によってこんな風に変わりました:
- 父が自立できる場面が増えた
エアコンやテレビの操作、時間確認がすべて自分でできるように。
小さなことでも、自分でできることが増えると気持ちの安定につながります。 - 母が手を空けられる時間が増えた
薬の時間管理や呼び出しが
アレクサに任せられるため、母の負担が軽減。
その分、母自身のリラックスタイムも
確保できるようになりました。 - 家族全員に安心感が生まれた
アレクサのカメラ機能を活用して、
私がリモートで両親の様子を確認できるのも
大きな安心材料です。
IoT化を考えている方へのアドバイス
導入当初は、母から
「こんな機械、私たちに使いこなせるの?」と
心配されましたが、
逆に音声のみで操作ができ、
複数あるリモコンを探すことなく
ほとんどの家電の操作ができるので、
動作としてはシンプルになったので、
両親からは大絶賛されています。
母は感動しています。
また、
時にアレクサが音声にうまく対応できないことも、
両親二人で笑いあったりして、二人だけの生活に
一人仲間が増えたようだとも話していました。
まとめ
実家のIoT化は、親の生活をサポートするだけでなく、家族全員に安心感と時間的余裕をもたらしてくれました。
なお、我が家ではAmazon Music Unlimitedに加入しており、音楽を最大限楽しんでいます。というのは、目で見る楽しみを奪われた父に対して、耳で楽しむ音楽を最大限楽しんでもらおうと思ったからです。
もともとは、
目の見えない父の娯楽になればと
思っていましたが、
最近Number_iにハマっている母も、
自分の部屋に設置したアレクサで
Number_iの曲を聞いたりして、
ちゃっかり自分も楽しんでいるようです。
介護で疲れる母が癒やされるのであれば、
それはそれで大満足です。
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30日間無料体験可能です。一度試してから加入の検討をすることをおすすめします。我が家もこれで試して、ストレスなく好きな音楽が聞けることを存分に試してから、加入しました。父に好きな音楽を聞かせてあげたい。その一心でした。
もし高齢のご家族を支える方法を考えていて、
IoT化について気になっていた方がいれば、
今回ご紹介した仕組みの導入を是非ご検討ください。
この記事が少しでもお役にたてば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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